近藤正臣83歳の現在に反響 8年前に岐阜移住→認知症の妻が旅立ち1人暮らしの日々「衝撃」「猫と」「老いてなお」痩せた姿もダンディさ変わらず
6日のNHK「妻亡きあとに~近藤正臣 郡上八幡ひとり暮らし~」が大きな反響を呼んでいる。3月にBSで放送されたドキュメンタリーが、改めて地上波で流された。
表舞台から消えた名優の現在に密着。近藤正臣は8年前、岐阜・郡上八幡に移住し、里山で暮らしている。冒頭、理由を問われ「彼女(妻)が少し弱ってきて。だから、もう仕事なんざやらなくたっていいんじゃないの、もう一緒にいられるだけでいいと思って。やっぱり植物と水に囲まれている場所の方が気分はいいですね。それだけのことなんだよね」と語った。
穏やかな晩年を過ごすはずだったが、その後、妻の裕子さんが認知症を発症。自身も体調を崩しながら、ワンオペ介護を続けていたが、一昨年、妻が亡くなった。
現在は自炊し、地元のコミュニティと関わり、愛猫と過ごす日々。やや痩せた印象だが、ダンディな佇まいは変わらない。妻を亡くして2度目の正月には「この頃ね、お腹がすくようになった。食欲っていう欲がこう…つまり、欲という欲がどっかにいっちゃってた。でもね、おかげさまで…もうちょっと生きてみようかと。軽くね。一生懸命とかじゃなくてね」と前向きに語っていた。
Xでは「老いて生きる。命はいつ終わるかわからない。毎日を淡々と生きる。近藤正臣老いてなおすてきだ。」「奥様を亡くされて2年、猫と淡々と暮らしている様を見て色々考えさせられた」「近藤正臣さんのおうちが素敵すぎて衝撃」「おしゃれな老後ですね」「丁寧な暮らしをされていてステキだと思った。」「飾らない一人の良き夫の姿を見ました」などの声が並んだ。
