松嶋菜々子 マルサ超えの「おコメの女」でテレ朝連ドラ初主演「自分よりもシャキシャキ、サバサバした人物像を」
俳優の松嶋菜々子(52)が、来年1月期のテレビ朝日系ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(8日スタート。木曜、後9・00)に主演することが2日、分かった。1996年にNHK連続テレビ小説「ひまわり」で本格的に俳優デビューしてから30年での、同局系連ドラ初主演となる。
松嶋が演じるのは東京国税局・資料調査課の敏腕調査官・米田正子役。同課の圧倒的な情報収集能力と調査スキルは「マルサ」の通称で知られる同局査察部をしのぐとされ、税務調査最後のとりで。資料の「料」の米偏から通称「コメ」と呼ばれている。
作品の舞台となるのは「コメ」の中に新設されたオリジナルの部署・複雑国税事案処理室で、通称「ザッコク」。「うそも金も、見逃さない」という強い信念に加え、同僚メンバーの飛び抜けた能力を武器に、悪徳脱税者を一刀両断する勧善懲悪ドラマだ。
松嶋は「テレビ朝日の木曜ドラマ枠は、人気なドラマが多いので緊張しています」と、俳優生活30年での初挑戦へ思いも新た。その上で「台本を読んでいると、とても想像力が働き、どんどん『コメ』への興味が湧いていきました。いろんな意味で楽しみながら取り組めそうだと感じています」と前向きに語った。
さらに「正子の、一生懸命頑張っている人が報われる世界であってほしいという正義感や気持ちは、私自身にも通じる部分があると感じています」と、主人公への思いも吐露。「お仕事モノなので、普段の自分よりもシャキシャキと、サバサバした機敏な人物像を作っていけたらと思っています」と意気込んだ。
