元SKE48野島樺乃 ソロデビュー後、初のワンマンライブを地元で開催「超幸せ者だと思う」
元SKE48の野島樺乃(24)が29日、ソロデビュー後初となるワンマンライブを名古屋のSPADE BOXで開催した。昼、夜2公演で計31曲を披露した。
今年4月のソロデビュー後としては初のワンマンライブで地元の名古屋を盛り上げた。昼公演は昭和歌謡メインのカバーライブということで、全身にきらびやかなストーンがちりばめられたブラックフォーマルのドレスで登場した。
「真夏の出来事」、「真夜中のドア~stay with me」と70年代の楽曲を2曲披露すると、「名古屋ただいまー!」と元気にあいさつ。「雨音はショパンの調べ」、「私はピアノ」など80年代の楽曲の後、自然な流れで自身が作詞した初のラブソング「ADORABLE」を歌唱した。
続けて事前に募集したアンケートで人気上位だった曲を披露するリクエストコーナーへ。「恋人がサンタクロース」では、クリスマスツリーのカチューシャを着け、客席にプレゼントを投げ入れる一幕も。ゲストコーナーの「世界中の誰よりきっと」では、シンガー・ソングライターの心悠(みゆ)とも美しいハーモニーを響かせた。
本編の締めくくりには「私のことを今年1年引っ張ってくれた曲」と、ソロデビュー曲の「One」を歌唱。アンコールでは「私のことを支えてくれたみんなと最後は笑顔で」と「デイ・ドリーム・ビリーバー」を客席とともに大合唱し、昼公演を終えた。
前日に完売した夜公演には、華やかなゴールドのセットアップ・スーツで登場。ソロデビュー曲「One」、未発表曲「Stand by you」から始まった。野島が「大切なみんなが笑顔を忘れずにいてほしいという思いを込めて」と「笑顔」、「満ちてゆく」を熱唱した。リクエストコーナーでは「メリクリ」、「粉雪」でクリスマスムードを演出した。
夜公演は自身が伝えたいメッセージをもとにセットリストが組まれた。ユニット時代からカバーしていた「fragile」や、SKE48在籍時に作詞したという「My Dream」などを歌った。最後は「この曲が今の私を作ってくれました」と改めてソロデビュー曲「One」を心を込めて届け、「歌を通して、音楽を通して、皆さんと心を通わすことができたと思っております。本当にありがとうございます」と語った。
さらに「今回はチケットを完売することが目標だったので、夜公演をSOLD OUTすることができて、本当にうれしかったです。みんなのおかげでかなえられて本当にうれしくて、それを私と一緒に同じくらい喜んでくれるスタッフチームや家族に囲まれていてうれしいなと思います。ファンの方々に支えられている私は、超幸せ者だと思うこのワンマンライブでした」と感謝とともに振り返った。
今後の目標を「まずはオリジナル・ソングを1日でも早く増やすこと。そしてオリジナル・ソングだけでワンマンライブができるようになること。そして東名阪ツアーをすること。そしてメジャーデビューをすること。それと漠然とした目標ですが、ヒットを出すこと」と掲げ、「大きな目標をたくさん言いましたが、その目標に少しでも近づいていけるようになりたいなと思いますし、凱旋(がいせん)で(名古屋)ボトムラインにまた立つこと、そしていつかは(名古屋)ダイアモンドホールに立つことを目標としています。果てしないんですけど、きっとマイクを持ち続けていると思うので、応援してくれたらうれしいです。よろしくお願いします!」と呼びかけた。
