ｔｉｍｅｌｅｓｚの原嘉孝（３０）が２９日、都内で行われた初主演映画「初恋芸人」（１２月１９日公開）の先行プレミア試写会舞台あいさつに、沢口愛華（２２）、佐藤アツヒロ（５２）らと登場した。

　作家・中沢健氏による同名小説が原作で、原は売れないピン芸人・佐藤賢治役。作品に関連し、自身にとってのヒーローについて語る場面では、原は「最近よく思うが、支えてくれるファンの人」としみじみと語った。

　続けて「僕は去年まで舞台を中心にやっていたので、劇場でお会いするファンの人たちに支えられていたが、この前やったアリーナツアーでは、見たことがないくらいのファンがいて。ファンの方に元気を与えてもらっているというのをアイドルの人がよく言うけど、それが身に染みて分かった」と説明した。

　この日は、原の「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭」でのヌーヴェル・エトワール賞ベル・アクトル賞の受賞を祝って、トロフィーを授与。「僕なんかがこういう賞を頂いて光栄だなと思うと同時に、スタッフキャストのみなさんの力で受賞できたと思います」と感謝した。