前立憲代表 「言わせた質問者側が悪い」との主張はさすがに支持者もすべきでない→高市首相「台湾有事」答弁に、外交には超えてはならない一線がある
泉健太立憲民主党前代表が18日までに更新したXで、高市早苗首相の「台湾有事」に関する国会答弁についての考えを投稿した。
泉氏は「高市総理の『存立危機事態』発言 冷静に語りたい」と始めた。「総理支援者からは『野党のせいだ』という声もある。しかし歴代総理が踏み込まなかった言動を、高市総理が不用意に行い、混乱を招いた。これは否めない。外交には常に『互いに越えてはならぬよう配慮してきた一線』が存在する。今回の存立危機事態発言では、高市総理が意図的に過去を踏み越えるつもりがないのであれば、やはり『曖昧(戦略的曖昧さ)を貫く』のが正答だった」と、あいまいに答弁すべきだったと記した。
さらに泉氏は「これは質疑者が岡田元外相であろうが誰であろうが関係なく、総理が死守する答弁ラインの話。『言わせた質問者側が悪い』との主張は、さすがに支持者もすべきでない。それでは『野党の忖度で成り立つ政権』との汚名を自ら着るようなものだ」と質問者が悪いとの議論をしりぞけた。
また、泉氏は「岡田元外相の質問は、総裁選時の発言を問うたのだから、高市総理としてはむしろこの機会を、歴代総理と答弁ラインを揃える絶好のチャンスとすべきであった。総理はここを逃してしまった。ここで政権に伝えることといえば、何とか過去の政府答弁に学び、苦しいが忍耐をもって対応すべきだ。かつてバイデン大統領は訪日中に、『台湾有事に軍事介入するか』と問われ『YES』と発言し、大きく物議を醸した。この時、米国当局は必死に打ち消した。同様に、政府と党は総力を挙げて総理をサポートし、事態の収束を図る局面だ。『本人の発言なのだから』と決して総理一人に任せてはならない」と米国の事例を引き合いに沈静化を願った。
