STARTO社アーティスト3年ぶり紅白に復帰 制作統括CPがキンプリ出場理由明かす 嵐出演交渉も継続

 会見で手を振る登壇者(撮影・堀内翔)
 紅白出場を決めたKing&Princeの高橋海人(左)と永瀬廉
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 大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」(総合など、後7・20)の出場者37組と特別企画2組の計39組が14日、発表された。東京・渋谷のNHK放送センターで会見を行い、初出場の9組と特別企画の1組が出席。今年大活躍のM!LK、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEらフレッシュな顔ぶれが披露されたほか、37年ぶりの岩崎宏美、27年ぶりのTUBE、26年ぶりの堺正章らが年末の大舞台に立つ。King&Princeも出場を決め、STARTO ENTERTAINMENTのアーティストが3年ぶりに出場する。

 年の瀬の風物詩となっている大舞台に、STARTO ENTERTAINMENTのアーティストが3年ぶりに帰ってくる。

 22年以来6度目の出場となるKing&Princeについて、制作統括の篠原伸介チーフ・プロデューサー(CP)は「今年、STARTOの方にもレギュラーの番組でもお世話になる事もあった。King&Princeのお二人は今年の活躍も大変めざましいということで、お声をかけさせていただいてご出演に至った」と説明。「紅白でお迎えできることは私としては大きな喜びだと受け止めています」と語った。

 ジャニーズ事務所の流れをくむSTARTO ENTERTAINMENTの所属タレントは、過去に多くの人気グループによって紅白の“常連”となっていた。旧事務所創業者による性加害問題の顕在化を受け、NHK全体としては所属タレントの新規起用を停止。昨年10月に起用再開し、昨年の紅白でも出演交渉は進めたが、結果的に2年連続での出場ゼロとなっていた。

 現状、事務所から出場はキンプリ1組のみ。ただ、篠原CPは「STARTOさんに限らず、ご出演してほしいという期待値のアーティストの方は数多くいらっしゃると思います。そこについては引き続き、弛みなく交渉を継続していきたい」と明言した。この日の時点では紅組と白組の出場者には3組に差があり、追加発表される余地はある。

 会見では、来春での活動終了を発表している嵐の具体名を挙げ「(交渉継続の中に)含めているととらえて良いか?」という質問も飛んだ。篠原CPは「そう受け取っていただいて良いと思います」と回答。活動休止前最後のコンサート会場から出演した2020年以来、5年ぶり13回目の出場がかなう可能性も残されている。

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