立憲前代表 「高市総理の午前3時出勤は、野党の質問通告遅れのせい」との指摘に「一面的な見方」→今後の改善策を提案
泉健太立憲民主党前代表が10日までにXに、「高市総理の午前3時出勤は、野党の質問通告遅れのせい」との指摘があることに反論した。
泉氏は「一面的な見方。溢れる投稿で偏らないように気をつけたい」と冷静になることを呼びかけ、「まず今回の件、今回の予算委は『前々日の昼』時点で日程が決まったのだから、その時には質問者も確定しておらず、質問通告の完了は不可能です」と経緯について投稿。続けて泉氏は「こうした場合は『前日昼まで』の通告が通例であり、なので、木原官房長官も今回『全議員が前日昼まで通告を完了した』と会見で述べています」と記した。「今回の件で言えば、質問者も『日程決定後、速やかに質問を作成し、遅滞なく通告した』との認識だと思います。公平に考えれば、質問議員にも最低限の作成と通告時間が必要である一方、総理や政府側の負担を減らさねばなりません。そこで、国会にできる努力があります」と投稿。
「今後の改善策としては、国会として『前々日の昼』の『さらに1日前』に『委員会開催を決めねばならない』と定めてはどうか。議員の質問作成時間を確保しつつ、その上で『前々日の昼の通告期限を守らない質問には、政府は回答義務を負わない』という厳しいルールにする。これは一つの考え方」と持論を述べた。
