福地桃子&河瀨直美氏 「恒星の向こう側」で最優秀女優賞 福地「光栄に思います」 東京国際映画祭クロージングセレモニー

 最優秀女優賞に選ばれた福地桃子(右)と河瀨直美氏
 最優秀女優賞を受賞した福地桃子
 クロージングセレモニーに登壇した(左から)審査委員の斎藤工、最優秀女優賞を受賞した福地桃子と河瀨直美氏
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 第38回東京国際映画祭のクロージングセレモニーが5日、都内で行われ、「恒星の向こう側」に主演した俳優の福地桃子(28)と、俳優として出演した映画監督の河瀨直美氏(56)が最優秀女優賞に選出された。力強い演技が評価されての受賞となった。

 福地は「歴史あるすてきな賞をいただけて光栄に思います。この経験を胸に一つ一つの作品に真っすぐ向き合ってまいりたい」と言葉を詰まらせながら感謝。河瀨氏はカメラの外でも福地と距離を置くなど徹底した役作りを行ったといい、「嫌われたかな」と心配しつつ、初受賞を喜んだ。

 観客賞は三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(36)が主演する「金髪」(21日公開)が受賞。岩田はこの日、大阪市内で開かれた同作の先行上映会で「たった今ですけど、観客賞を受賞しました!」と報告し、観客の祝福に「ミラクルが起きました!」と笑顔で応えた。

 「なぜ式典にいられなかったんだろう」と笑わせ、「ご覧いただいた皆さんの声が大きかったからこそいただけた賞だと思います。だから一番うれしい」と喜んだ。

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