【高市自民】「報ステ」新農水大臣が石破・小泉増産方針に反対 お米4千円高騰も→おこめ券!? 大越健介キャスター「生産者も消費者も混乱は免れない。説明を」
23日のテレビ朝日「報道ステーション」では、小泉進次郎氏(44)の後任の鈴木憲和農水大臣(43)が、石破茂前首相・小泉進次郎前農水相の方針を事実上転換し「今の状況は不足感がある状況ではもはやないと思ってます」と述べたことを伝えた。
お米の平均価格が5キロ4000円超の水準だが、鈴木大臣は米の増産を打ち出した石破政権の方針に対して「石破総理がどういう思いでああいう言い方をされたのか、石破総理から直接伺ってないので分からない」と述べた。
「来年については安定的生産に向けて需給バランスがとれるような生産の目安をお示ししていく」とした。
番組では、鈴木大臣が物価高対策として「おこめ券」の配布などを検討すると発言したと伝えた。鈴木大臣は「これまではコスト割れでも生産をせざるを得なかった。ぜひ消費者の皆さんにご理解いただきたいことは、最低限、翌年も再生産ができる、翌年だけでなく10年20年先に向けて設備投資もできる、そういった価格で買っていただける、そのことをまずご理解いただきたい」と語った。
大越健介キャスターは「石破政権から高市政権に代わって、いろいろ政権のカラーに変化があるのは当然だと思いますが、こと米政策については、大きな政策転換となるわけで、正直、生産者の側も消費者の側も混乱は免れないと思います」と語った。「鈴木農水大臣は農水省生え抜きということですので、何をどう変えるのか、その結果、どのような影響が及ぶのか丁寧な丁寧な説明を求めたいと思います」と述べた。
