【高市自民】首相選挙→自・維以外で高市氏に投票した3議員 高市政権が事実上の衆院過半数233超か 「大きな考えは維新と同様、政策実現のため」と協力姿勢
国会で首相指名選挙が行われ、衆院本会議では、自民・高市早苗総裁が1回目で過半数237票を獲得し、総理大臣に指名された。
衆院会派(過半数233、20日現在)の数字では、自民196+維新35=231議席で、過半数まで残り2議席。
自民、維新以外に6票が1回目から高市氏に入った計算となる。
9月に日本維新から除名処分を受けた斉木武志、守島正、阿部弘樹の3議員は直前まで衆院会派「有志・改革の会」(7人)に所属していたが、同会派は20日に「改革の会」「有志の会」に分かれた。
元維新3議員で「改革の会」を組んだ守島正議員は20日のSNSで「有志・改革の会」で首班指名に向けた調整を行ったが一本化が困難となり、2会派にわかれることになったと説明。「改革の会」としては、「私は維新を抜けて以降も、大きな考えは維新と同様であるため、政策実現のために自民・維新の連立を肯定的に捉えていた次第ですが、会派全員の意見をまとめきることができず申し訳ありません。我々、改革の会は明日の本会議において1回目の首班指名から一致して高市早苗議員の名前を書き、具体的な改革を前に進めることに寄与していく所存です」と記している。
