「モーニングショー」玉川徹氏と石原良純が生放送で猛バトル 議員定数削減巡りヒートアップ 羽鳥アナ「玉川さんが夏休みから帰るとこうなる…」

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が20日放送され、「議員定数削減」を巡って、元テレビ朝日社員の玉川徹氏とタレントの石原良純が激しいバトルを繰り広げる場面があった。

 番組では、両党は20日夕にも連立政権合意文書に署名する見通しであることを報じた。維新が連立の絶対条件としていた「議員定数削減」について、比例区の1割削減で調整していることを伝えた。

 玉川氏は定数削減について、「何のために削減するんですかという話なんですね。その分、税金が少なくなりますっていう話をされると思うんですけども、もし税金を少なくするだけだったら、別に定数削減しなくたって方法ありますよ。歳費を削ればいいんです。例えば定数を1割削減するんだったら、歳費を1割削減したって同じことでしょ。だったらそうしなさいよ」と異を唱えた。

 さらに「僕はむしろそうすることによって…。僕はずっと言ってますけど、国会議員を“おいしくない”職業にすればいいって言ってるんですよ。国会議員が“おいしい”から代を超えて、二世、三世、四世、当たり前。これ、何で?おいしいからでしょ。おいしくなくすればいいじゃないですか。そしたら世襲議員なんていなくなりますよ。その方がいいんじゃないの」と定数削減よりも歳費を削減するべきと主張した。

 ここで父、兄、弟が国会議員を務めた良純が口を挟み、「うちが世襲議員だから。それを言ってしまうと。政治っていうのは手段で、それは二世だろうが三世だろうが違う。玉川さんはそう思われるかもしれないけど、うまみがある、それだけのためにみんな議員やっているわけではない」と反論した。

 玉川氏が「何のために議員定数削減するのがいいの?」と詰め寄ると、「いい悪いじゃなくて。今定数削減を掲げてやらなかったら、もっと不信が募りますよ」と返した良純はさらにヒートアップ。中選挙区から現在の小選挙区に選挙制度を変えたことに意味はなかったとも主張した。

 玉川氏が「理由がありますよ。政権交代が起きやすいからですよ」と反論。良純が「政権交代が僕らの中でそういう言葉として残ってるかと言えば、政権交代って聞いた途端に、僕ら有権者が腰引けるじゃないですか?」と言うと、玉川氏は「自民党支持者が腰引けるんでしょ。別に誰も…そんなところで腰引ける人…」と苦笑い。「何にための削減なんですか?って言ってるんですよ」とさらに詰めると、「何かを見せていかなかったから、政治不信っていうのが払拭されないんですよ。それが結果としていいことなのか悪いことなのか…分かんなくなりますよ」と良純がまくし立てた。

 「じゃあどっちがいいの?」と追及する玉川氏に、良純が「別に僕はそこまで考えたことないけど…」と言葉を詰まらせると、「考えましょうよ。考えて話し合わなきゃ」と玉川氏が突き放した。

 激しいバトルの後、羽鳥アナが「やはり玉川さんが夏休みから帰ってくると、こうなるんだなと、2週間ぶりに感じました」と話して張り詰めていたスタジオの雰囲気を和ませると、玉川氏も「エネルギーが2週間分たまっちゃって」と笑顔で応じていた。

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