元衆院議員・杉村太蔵「この選挙制度おかしい」自虐で“欠陥”指摘 「誰一人、杉村太蔵って投票してないのに…」にスタジオ爆笑

 杉村太蔵
 特別国会召集に訪れた杉村太蔵=国会議事堂(2005年撮影)
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 元自民党衆院議員でタレントの杉村太蔵が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。自虐を交えて、現行の選挙制度の“欠陥”を指摘した。

 番組では、大筋合意した自民党と日本維新の会の連立について特集。維新が急きょ、連立の絶対条件として突きつけた「議員定数削減」を自民党が受け入れる方針を固めたことを伝えた。

 杉村はこの議員削減について、「選挙制度全体の中で議員定数削減を考えなきゃいけないので、今の小選挙区比例代表制でいいのか。例えばですね、僕が一番おかしいなと思うのは…」と切り出した。

 「僕は議員になりましたけども、『誰だ!こんな杉村みたいなアホ議員に投票したのは』って言うヤツいるんですよ。誰もいないんですよ!誰一人、杉村太蔵って投票してないのに、衆議院議員・杉村太蔵が誕生してしまった、この選挙制度、明らかにおかしいんですよね」と自虐的に制度の“欠陥”を解説して、スタジオを爆笑させた。

 「そういう制度全体を議論した方がいいんじゃないかというのが、私の提言です」と持論を展開していた。

 杉村は郵政解散を受けた2005年の衆院選で、比例関東ブロックで出馬し、自民圧勝を受けて当選。「料亭に行きたい」などの舌禍が原因で党内外から問題視された。

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