自民党との連立政権に向けた政策協議を開始した日本維新・吉村洋文代表が１６日夜から１７日にかけてテレビのニュース・情報番組に立て続けに出演。高市自民に対して提示した政策１２項目の中でも、譲れない絶対条件のひとつとして、国会議員定数の大幅削減を掲げ、ネットも騒然となっている。

　主旨は、国会議員の１割削減。今臨時国会に法案提出し、期限を年内に。これが自民との合意文書に記されない場合は「その合意ができないと連立はしません」と高市総裁に決断を迫っている。

　「政治家が一番嫌がる改革」で、維新が大阪改革で最初に断行したのが議員２０％削減だったとし、全ての改革を行うために必要なセンターピンとしている。

　フジテレビ番組では、国会議員削減で広く民意を拾えなくなるのではと指摘されると「衆院５００人、衆参で７００人。多すぎます」とした。

　カズレーザーが人口が少ない地方がわりを食う可能性があると指摘すると、吉村代表は「選挙の仕組み、衆議院でいくとそれぞれの小選挙区で選ばれる人と、選挙区では落ちたんだけれども比例代表でもう１回政治家になる仕組みもあるわけです。その比例代表のほうは選挙区という仕組みじゃないので、僕はここじゃないかなと思う」と述べた。

　「比例復活」を削減対象を掲げ、ネットも騒然。「比例復活をなくすという考え？は賛成」「カズレーザーの最後の質問、議員削減の対象について聞いて吉村さんが比例当選についてを引き出したん見事すぎん？」「比例はいらないと思います　落ちたのに復活なんてね」「比例がメインと示唆」「比例代表減らすってことか　それなら賛成！」「選挙区で落ちても復活当選する比例代表（衆議院）。削減大いに結構」「比例復活システムもいらねー」「比例代表復活に見直しを！と　素晴らしい　本来当たり前のこと」「そもそも議員多過ぎるし比例を廃止してほしい」「吉村さんぶっこんだな」「カズレーザー　ナイスツッコミ。吉村さん、比例代表の仕組みを壊してくれそう」と反応する投稿が相次いでいる。