NBA史上最強のセンターが吉本劇場に 最もお気に入りの芸人ネタは?「アメリカでも通用する。とても才能がある」爆笑しっぱなし

 「シャック」の愛称で日本でも親しまれ“NBA史上最強センター”と称されるシャキール・オニール氏が14日、吉本興業のコントを中心とした、東京・六本木の劇場「YOSHIMOTO ROPPONGI THEATER」を訪れた。

 オニール氏は、東京に新たな名所ができたというニュースを聞きつけ7月にできた同所を訪問。この日は海外のゴット・タレントでのパフォーマンスで大きな話題を呼んだ、とにかく明るい安村をはじめ、いぬ、ウエスP、ぼよんぼよんら言葉の壁を超えて笑いを届ける“ノンバーバル芸人”など、インパクトある芸人が集結。日本流の笑いで熱烈に歓迎した。

 オニール氏は、チャド・マレーンによる日英バイリンガルの司会の元で「よしもとスペシャル・コメディショー」と題した公演を観覧し「〇(良い)」と「×(良くない)」の札を手に、芸人のネタ判定も行った。

 トップバッターのぼよんぼよんによる「ヨーヨーパフォーマンス」では、実はヨーヨー好きということからドハマり。満面の笑みで「〇」を掲げた。続いて、ゾンビ化した太田と人間の有馬が2人でトレーニングを行うという斬新な設定で行われたいぬのコントにも大笑いし「〇」とした。

 ラストを飾ったのは、海外仕様の「トニカク」の名前で登場したとにかく明るい安村の全裸芸。国際的に話題になった安村の登場から、オニール氏はすでにニヤニヤが止まらず、「野球のピッチャー」「相撲」などさまざま披露された「全裸ポーズ」に手をたたいて爆笑。芸人の全ネタに文句なしの「〇」をつけた。

 オニール氏は優勝者にぼよんぼよんを選びながら、「全員がアメリカでも通用する。とても才能がある」と大絶賛。「自分でもやってみたい芸」を聞かれると、迷うことなく安村を選択。安村は「センキュー!」と大喜びで握手を交わした。

 同所では20日から世界中の人々が楽しめる、主に簡単な英語で進行する表現や、極力言葉を使わないコメディショー「Yoshimoto Comedy Night OWARAI」をリスタートする。

 オニール氏は、身長2メートル16センチという圧倒的な体格を生かし、NBAチャンピオンに4度輝いた伝説のバスケットボール選手。ゴール下での圧倒的な存在感から“最も支配的なプレイヤー”と恐れられ、2000年のシーズンMVP、15回のオールスター選出、2度の得点王、8度のオールNBAファーストチーム選出など、輝かしいキャリアを築いた。

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