「踊る大捜査線」の人気キャラ俳優 ネット上の死亡説に「誰が何の目的と根拠で」「心不全と死亡日と病名まで」
「踊る大捜査線」シリーズでスリーアミーゴスの神田署長役を演じて一躍人気となり、「アウトレイジ」など多くの映画、ドラマ、舞台に出演する俳優・北村総一朗(89)が22日、長いメッセージとともにブログを更新。ネット上で拡散されている自身の死亡説について「誰が何の目的と根拠で」と不快感を表明し、注意喚起した。
「何気にYouTubeショート欄を見ていると、私は最早この世にはいない事になっていた。しかもご丁寧にも、2023年6月20日に心不全と死亡日と病名まで書かれている。」と画像のスクリーンショットとともに投稿。
「誰が何の目的と根拠で、私の為に『三途の川の渡り賃』6文銭を払ってくれたのだろう。 所詮人間は孤独である。 今ここに居る私は誰だろう。 個人的には不愉快極まりないが、この珍景な映像を見ていると、私が亡き後、世間はこうした映像を、今私が見ている様に当然の事として受入れるだろう。」「これは私だけの問題ではないのです。」などとつづり、「メディアやSNSの世界は正に玉石混淆なのです。 羊頭狗肉、看板に偽り有りと、決して無防備に信じてならないと言う事実を、私は身をもって教えられたからには、一層、固定観念から脱却し知見を養い多角的な情報収集を常に怠らず、正しい判断力を養う様、努めなければなりません。 そこで僭越ながら、ブログ仲間の皆様に、いくらかでも参考になればと、敢えてブログにアップする次第です」とブログに投稿した理由も説明した。
北村が目撃したショート動画には、いかりや長介さん(04年死去)、小林すすむさん(12年死去)とともに自身の死亡が投稿されていたという。
