日本維新の会の藤田文武共同代表が２１日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」にスタジオ生出演。自民党との連立政権について言及した。

　元乃木坂４６の松村沙友理が「フフフフッ（笑）。聞きづらいことを聞いちゃったなと思って。きょうお越しいただいたんで…。“協力していくの大事”って言われてますけど、維新さんは誰になったら、やりやすいですか？」と恐縮しながらも直球質問。藤田氏は「個人名挙げると、とんでもないことになるので…」と苦笑いしながら言葉を濁した。

　続けて「僕らが言ってるのは誰とやるかより、何を実際に実現するかっていうのが大事で。私自身はそれぞれ５名の皆さんとも、交流があるので。話そうと思えば話せる、（一緒の）テーブルにつけるでしょうし」と、自民党総裁選に出馬する全ての候補と話のできる関係性と明かした。

　一方で「ただ僕達が考えないといけないのは、連立っていうのはすごい重たい話なので。維新の会が丸ごとなくなってしまうかもしれないリスクも当然考えながら、やっていかないと、というのはあります」とも話した。

　爆笑問題の太田光が「丸ごとなくなっちゃうっていうのはどういうことですか？自民党に吸収されてしまう？」と尋ねると、「これまで自民党と連立した政党っていうのはほとんど数年以内になくなってます。別に党がなくなってもいいんですが、自分たちがやりたいことができる前になくなるのは本意じゃないので」と述べた。