俳優・広瀬すず（２７）が１９日、都内で行われた映画「宝島」の公開初日舞台あいさつに主演の妻夫木聡（４４）、窪田正孝（３７）らと登壇した。黒ベースのペイズリー柄のノースリーブ×パンツのセットアップですらりスタイル。お腹がちらりと見えるトップスで抜け感もバッチリの着こなしだった。

　同作は戦後間もないアメリカの統治下だった沖縄の若者たちの２０年間を描く。教師役の広瀬は感動した瞬間について「見ていただいた沖縄の方に『ありがとう』と言ってもらった時、これ以上の言葉がない熱き気持ちになりました」と感激した。

　謎の孤児ウタの少年時代を演じる１４歳の子役の光路も出席。光路が「撮影が終わった時に、みんな一緒になって、握手したりおめでとうという言葉をいただいた時に、一体感を感じました」と明かすと、広瀬は「メロメロです。かわいい～」とメロメロの表情で見つめた。

　主人公・グスク役の妻夫木は１９年に企画が立ち上がってから、コロナ禍で撮影が２度延期になり、ようやく待望の作品が出来上がったことに「感慨深いですね。６年越しにこうやって、この日を迎えることができました。皆様の思いのおかげだと思います」としみじみと振り返っていた。