King Gnu・井口理 メジャーデビュー後初舞台 演出・小貫流星氏と学生時代に共演「恩返ししたい」

 4人組ロックバンド・King Gnuの井口理(31)が16日、都内で行われた主演舞台「キャッシュ・オン・デリバリー」(12月5日開幕。東京・THEATER MIRANO-Zaほか)の製作発表に共演の矢本悠馬(35)、山崎紘菜(31)らと出席した。メジャーデビュー後初となる舞台に、初出演初主演を果たす。今作は演出を手がける小貫流星氏と学生時代に上演した舞台で「恩返しがしたい」と意気込みを明かした。

 昨年はバンドとしてアジアツアー4都市7公演で計40万人を動員し、今年は大ヒット映画「国宝」の主題歌「Luminance」を歌った井口が、舞台に初挑戦する。くしくも約10年前、東京藝大時代に、演出の小貫流星氏と上演した舞台。当時は小貫氏が主演で、今回は自身が主人公のエリック・スワンを演じる。

 再び声をかけられて「また一緒にやれたら面白いなと。楽しんでやりたい。コメディーなので。さっき、顔合わせして皆さんもいい人そうなので、とりあえず大丈夫かな」と、いいカンパニーで息の合った舞台ができると自信をチラリ。

 「同じ演目を10年たってまたやるので、同じことをやっちゃいけないというか、お互いの答え合わせをしたい」と、さらなる進化した戯曲にする決意を込めた。

 演じるエリックは2年前に電力公社を解雇されて以来、保障手当を不正受給して生計を立てる役柄で「とにかく場を回すためにうそをつく役なんですけど、普段は自分はうそつかないので、とにかく頑張りたい」と見どころを明かしたが、最近ついたうそはとの質問に「最近、歯医者に行って歯科医に『毎日、フロスをしてます』とうそを言ってました」と告白し、会場を笑わせた。

 バディを組む共演の矢本とはこの日が初対面だったが、会見中に食の話で意気投合。矢本からの町中華ではラーメン単品で行くかチャーハンセットかという問いに、井口は「僕はラーメンにチャーハンにギョーザをつけます」と答えた。矢本は「親友になれそう」と好感触を得たようで、井口も「仲良くなれそう」と呼応していた。

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