俳優・小沢仁志が６日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「笑う小沢と怒れる仁志／小沢仁志」を更新。バイきんぐ・小峠英二をゲストに招いた。

　小峠は、ブレーク前にお世話になった先輩としてザブングル加藤の名を挙げた。「一番最初、（東京の）調布に住んだって言ったじゃないですか？ザブングル加藤さんがお世話になってる先輩で。あの人が三軒茶屋に住んでいて。（加藤から）『お前、いつまで調布に住んでんだよ』みたいな話になって。『調布、いいかもしれないけど、やっぱり都心部に引っ越してこないと。例えば俺が飲みたい時とか誘えない。（仕事面でも）もう、ちょっとフットワーク軽く行ける街に住んだ方がいいんじゃないか』みたいな」と振り返った。

　「僕も『引っ越したいのは引っ越したいですけど。引っ越すお金がないですよ』って言ったら、加藤さんが『三軒茶屋に引っ越してくるんだったら俺が全部金出してやるよ』って」と明かした。

　「本当すか？って。そこから不動産屋さん回って。ちょうどいい物件があったんですよ。加藤さんに連絡して『この間の話なんですけど…』って言ったら『分かった。ちょっと待っとけ』って。５分後にバーって加藤さんが来てくれて。封筒を出してくれて。中を見たら２０万（円）入ってて。『お前、これで売れろ』って。それで引っ越してきたんですよ」と話した。

　小沢は「いい先輩じゃんか」と加藤の気遣いに感心。小峠は「安アパートですよ。当時の。（自身らが）全然、世に出る前の。５万の家賃のところで。そこから５年後（２０１２年）にキングオブコントで優勝して。賞金で『あのとき、ありがとうございました！』って返したんです。（加藤には）『いらない！いらない！』って言われましたけど。これはもう返させてくださいって」と若手時代に受けた恩を振り返りながら目を細めていた。