Ooochie Koochieに武道館熱狂 MCは広島弁全開 奥田民生&吉川晃司ソロ曲も投入全19曲

 広島出身で同学年の奥田民生(60)と吉川晃司(60)によるユニット「Ooochie Koochie」が12日、東京・日本武道館で、全国ツアーの東京公演最終日を迎えた。

 2人はユニットのデビューとともに発表された「GOLD」、全編広島弁の「ショーラー」といったアルバム収録曲はもちろん、ユニコーン名義の「Maybe Blue」、それぞれのソロ曲「さすらい」や「LA VIE EN ROSE」などを含めた全19曲を投入。聖地に熱狂の渦を巻き起こした。

 MCでは広島弁全開とクセ強めで、奥田が「ワシのコンサートではMC広島弁は(映像などでは)全部カットされる。一人でボケてもなぁ…」と漏らすと、吉川が「ワシ、ツッコミに行っちゃろか」。奥田は笑いながら「せめて踊ってってくれ」と返すなど、軽妙トークで会場を沸かせた。

 それぞれ何度も立ってきた聖地の2日間で、計1万8000人の心を震わせた。6月25日発売のアルバムを引っさげて7月に広島から始まった全国7都市を巡るツアーも、追加公演となる大みそかの広島公演を残すのみとなった。

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