乃木坂46“聖地”で示した不動の人気 梅澤美波「必ずつなぐ」来年開場100周年でも公演誓う
乃木坂46が7日、東京・明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2025」の最終公演を開催した。今回は同会場での第10回公演となり、4日間で全121曲、計15万2000人を動員した。“全員がヒロイン”をテーマに7都市16公演を完走してツアー総動員は26万人を記録。改めてグループの勢いを示した。
“聖地”で打ち上げ花火とともに恒例のツアーを締めくくった。14年から始まった同球場の公演は歴史を積み上げてきた。キャプテンの梅澤美波(26)は「来年、ここ神宮は開場100周年を迎える。また来年もみんなとここでお祝いしたいです。私たちの立つ神宮11回目はここにいるみんなで必ずつないでいきます」と誓った。
01年以降の半世紀で同球場にて単独ライブを開催したアーティストは乃木坂46のみ。今年は第10回として明治神宮野球場公演10thメモリアルソングの「真夏日よ」は各地では選抜メンバーによる披露だったが、同会場では全員で歌唱し、特別な瞬間を迎えた。
梅澤は「今の私たちの強みはみんなが乃木坂46に向ける愛情の強さだと思いました。それが過去へ向けてでも、未来へでもここにいる人たち、いた人たちへでも、いろんな方向に向いていて、みんなが乃木坂46を愛してここで頑張っているから乃木坂46らしさが生まれると思った。私たちは私たちの表現の仕方でこれからもファンの皆さまを幸せにしていきたい」と思い語り、「神宮での物語は、きっとこれからも続いていく」とつないでいく意志を示した。
世代は変わり、今年は与田祐希、佐藤楓、中村麗乃が卒業するなどメンバーが入れ替わっても圧倒的な力と不動の人気ぶり見せ続ける乃木坂46。久保史緒里(24)は「今日が終われば乃木坂の夏は終わります。また来年、この場所で会いましょう」と呼びかけ、梅澤は「また来年も絶対に(神宮に)帰ってくるし、ずっと私たちのことを大好きでいてね」と約束した。
