「日曜報道」橋下徹氏「明日の総裁選前倒し投票に影響しちゃうんじゃ?」番組投票で解散支持約半数に 「ぼくがその立場ならやる」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が7日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演。自民党の総裁選前倒しについて言及した。
8日には、前倒しを求める議員が署名・捺印した上で党本部に提出することになっているが、番組の調査で直前になって前倒し賛成派が勢いを増していることを伝えた。
一方で前倒しとなった場合、石破首相が政界再編のため解散を選択する可能性を一部の有力議員に伝えたとの情報についても紹介。番組独自で投票を行い、もし石破首相が解散を選んだ場合、理解できるが45%で、理解できないの51%と拮抗した数字となったことも報じた。
橋下氏は「この番組の視聴者の声が、全ての国民の声とは言いいきれませんが、永田町の感覚、政治を評論するメディアの感覚では“解散なんていうのは全く大義がない”っていうことを盛んに言うわけですよ」と乖離の大きさを指摘した。
昨年の衆院選で自公が過半数割れになったことで、与野党間での議論が盛んに行われるようになったことを挙げ、「“全然、今までの国会と違うやんか”と。“与野党で議論して修正もかかっているやんか”っていうことを評価している声もある。その過半数割れの話と石破さん交代との話は別だと考えている人が…。石破さん勝負しろっていう声ですよ。45%もあるんですよ」と投票結果を分析した。
「ここをしっかり国会議員は考えなきゃいけないけど、これ明日の総裁選前倒しの投票に影響しちゃうんじゃないの?本当に政治体力があるんだったら、石破さんも解散ありだと思うけど。ぼくがその立場だったらやりますよ」と私見を述べていた。
