松崎しげる 橋幸夫さんを偲ぶ「大きい背中を見せてもらった」同い年の加藤登紀子は決意「私も倒れるまで歌いたい」

 歌手の松崎しげる(75)が6日、東京・豊洲PITで、自身が主催する、今年で11年連続11回目を迎えた音楽イベント「黒フェス2025~白黒歌合戦~」を開催。本番前には加藤登紀子(81)、手越祐也らと会見に臨み、4日に肺炎のため82歳で亡くなった橋幸夫さんを追悼した。

 松崎は「本当に優しくしてもらった良い先輩だった」「一緒にゴルフやったりステージやったり、良い思い出のまんま逝かれたなっていう感じ」と話し、「大きい背中を見せてもらった先輩の一人でした」と偲んだ。

 また橋さんと同い年の加藤は「私が(レコード大賞)新人賞を受賞した時に橋さんはレコード大賞受賞だった。同じ時代を生きた」と当時の思い出を振り返り、笑顔を浮かべた。

 橋さんは80歳の誕生日である23年5月3日に1度は歌手活動を引退したものの、24年4月に復帰。今年5月には中等度のアルツハイマー型認知症を患っていることも公表した中、その翌日にはコンサートに出演するなど、最期まで精力的な活動でファンを喜ばせた。

 そんな橋さんの姿に加藤は刺激を受けたようで「一時引退みたいなことがあって心配してたけど、それでも歌いたいって言って、最後まで粘り強く歌っていた姿が心に残ります」としみじみ。「私も倒れるまで歌っていたいなと思うし、橋さんはシャキっとした姿のまんま逝かれたんで、なんとなく心の中にずっと橋さんのその姿が残るんじゃないかなと思う」と決意を新たにし、「80(歳)を過ぎてっていうのは十分大往生っていう風に思いますし、大きな拍手を送りたい気持ちです。歌いたい気持ちがすごい伝わってくるような最期だったのでそれを受け継ぎたいです」と話した。

 「黒フェス」は、日本記念日協会が「松崎しげるの日」に認定した9月6日の恒例イベント。この日は第1回から出演を続けるももいろクローバーZら総勢10組が出演。松崎は大トリで「愛のメモリー」や、親友である西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」など、計4曲を熱唱し、会場を沸かせた。

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