「イカゲーム」イ・ジョンジェ主演の新韓ドラ 野球シーズン中の試合前に球場で撮影 ファンから不満の声に制作側がコメント
Netflix「イカゲーム」シリーズで、世界にその名を知らせた俳優のイ・ジョンジェ(52)と、ドラマ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」で知名度を上げた女優のイム・ジヨン(35)がロマンチックコメディーを繰り広げる「憎たらしい恋」(原題)の撮影が、プロ野球の試合前に球場で行われ物議を醸したと2日、現地メディアのテンアジアなどが報じた。
記事によると8月31日、「憎たらしい恋」の撮影が蚕室(チャムシル)野球場のグラウンドと観客席で行われたという。この日は、韓国プロ野球リーグ・LGツインズとキウム・ヒーローズの試合が午後6時より開始予定で、撮影は午後5時20分から約20分間行われていたと伝えた。
球場の電光掲示板には「17時20~40分まで、グラウンドと客席でドラマ『憎たらしい恋』の撮影があります。ファンの皆さまのご理解をお願いします」と掲示され、撮影を終えたイ・ジョンジェは同試合の始球式に参加した。
しかし、事情を知らずに球場に来た一部の野球ファンが「試合前のウオーミングアップをする選手たちが見たくて、わざわざ早く来たのに、見られなかった」と、不満の声をSNSに投稿したという。またドラマ撮影により、ウオーミングアップができない選手たちの姿もネット上で拡散され「選手たちのルーティンが崩されている」「体をほぐすのは、とても重要なのに」などの声が相次いだと伝えた。
この件に対してドラマ関係者が、テンアジアのインタビューに応じ「撮影時間と内容、現場の出入人員などは、事前に球団サイドと十分に協議している」とコメントしたとした。
