TBS系ドラマ「VIVANT」 アゼルバイジャンのロケで死亡事故 52歳の現地トラックドライバーが道路から転落

 TBSは29日、来年放送予定のドラマ「VIVANT」の海外ロケ中に死亡事故が起きたことを発表した。

 同局によると、事故が起きたのは27日。アゼルバイジャンで現地制作会社を通じて撮影に必要な衛生設備品の運搬を依頼していたところ、配送を担当したトラックが山間部の道路から転落する事故が起きたという。この事故により、運転していた52歳の男性ドライバーが死亡。同乗していた48歳男性も腕を骨折する重傷を負った。

 事故現場はこの時期、急な濃霧が発生しやすく、地元警察の発表では、トラックはドライバーのハンドル操作ミスにより転落したという。同局によると、撮影現場用の簡易トイレを運んでいた。

 同局は「この度の事故により亡くなられた方のご遺族にお悔やみ申し上げますとともに、負傷された方の一日も早いご回復をお祈りいたします。現地での撮影においては、昨年より入念な下見を行った上で、事故が発生した8月27日から撮影を開始する予定でした。再発防止および撮影再開に向けて、現地の制作会社を通じて周辺道路状況や天候、ドライバーのコンディションなど各所を点検中です」とコメントした。

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