阿部寛、芦田愛菜の成長に驚く「小さい頃の映像をたくさん見ている。大人になったな」
俳優の阿部寛(61)が24日、都内で主演映画「俺ではない炎上」(9月26日公開)の完成披露試写会に俳優の芦田愛菜(21)らとともに登壇した。
阿部は本作で初共演となった芦田について、「やっぱり小さい頃の映像をたくさん見ているじゃないですか、大人になったなと(思う)」と成長ぶりに驚いた。芦田は「阿部さんが出演されている作品が好きで、お会いできてうれしかった」と笑顔だった。
イベントでは登壇者がエピソードトークを披露し、うそをついている1人を見抜くコーナーが開催された。芦田は「大学の期末テストを受ける時に、(教室を)自信満々に友達に教えて、待っていた。時間がたっても始まる感じがなくて慌てて確認したら階を間違えてしまっていた。生きた心地がしなかった」と日常トークを披露した。
リアルな会話に、観客の多数は他キャストを怪しんだが、山田篤宏監督は「話がまとまっていたので芦田さん(がうそをついている)かな」と鋭く推理。芦田がうそをついていたことが明かされると、山田監督は「当てずっぽうだったんですけど良かった」と胸をなでおろした。幼少期から変わらぬ演技力を披露した芦田は「ちょっとつくりすぎちゃいましたかね」と笑っていた。
今作は明日はわが身のノンストップ炎上エンターテインメント。大手ハウスメーカーに務める山縣泰介(阿部寛)がある日突然、彼のものと思われるSNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯に仕立て上げられる。山縣を追う謎の大学生・サクラを芦田が演じる。
イベントには藤原大祐、板倉俊之、夏川結衣も登壇した。
