ビートルズ「アンソロジー」が11月に復活 映像にはエピソード9、音源にはアンソロジー4を新たに追加
1995年に初公開されたザ・ビートルズの大型ドキュメンタリー「ザ・ビートルズ・アンソロジー」が11月に復活し、映像、音楽、書籍で世界規模のキャンペーンが展開されることが22日、発表された。
映像では、8章構成だった「ザ・ビートルズ・アンソロジー」ドキュメンタリー・シリーズに、新たに修復とリマスターが施され、さらに“エピソード9”が加わって9章構成となり、11月26日からディズニープラス スターで独占配信がスタートする。
“エピソード9”には、1994年から1995年にかけてアンソロジー・プロジェクトのために集まったポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが、ビートルズとして共に活動したころを振り返る未公開の舞台裏映像も使用されている。
音楽では、「ザ・ビートルズ・アンソロジー」ミュージック・コレクションが、新たに修復を施されて12LP、8CD、デジタルの各種フォーマットで11月21日にリリースされる。こちらにはジョージ・マーティンの息子ジャイルズ・マーティンが新たに監修し、デモやセッション音源など13の未発表トラックを含んだ「アンソロジー4」が加わる。
「フリー・アズ・ア・バード」と「リアル・ラヴ」は今回、オリジナル版のプロデューサーだったジェフ・リンの手で新たによみがえり、”デミックス”により分離・抽出したジョン・レノンのボーカル・トラックも使用されている。ビートルズ最後の新曲「ナウ・アンド・ゼン」(2023年)も収録される。
ザ・ビートルズ・ストアのみで販売される12LPと8CDの限定エディションには、ナンバー入りの封筒に入ったメンバーたちの12インチ・フォト・カード4枚も付属する。
書籍では、「The Beatles Anthology Book」の25周年記念エディションが10月14日にアップル・コア/クロニクル・ブックスから発売される。日本版の発売は未定となっている。
