カンニング竹山、借金生活のきっかけは相方の交通事故 示談金50万どうする?解決した魔の手

 カンニング竹山が11日、テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」で20代の頃の借金まみれ生活を振りかえった。

 竹山は借金は最大で500万円近くあったといい、親に無心をしまくり「電話口で(親が)倒れた」こともあったという。

 24歳の頃、初めての芸能事務所を素行不良で解雇され、路頭に迷うことに。「芸人がまともにバイトなんてできるか」というプライドからグダグダ生活をしていたときに、大ピンチが訪れる。「相方の中島さんが原付の交通事故を起こして50万円必要になった」ことからコンビで話し合い。50万円という大金があるはずもなく、「話し合っても結論が出ず、3日後にもう一度会うことに」なったところ、3日後に中島さんが「解決した」と言い出しビックリ。

 どうしたのかと聞いた竹山に、中島さんはスポーツ新聞の広告欄を見せ「消費者金融の広告。ここに行ったら50万円簡単に借りられて、あっちの消費者金融でも50万、こっちでも50万簡単に借りられて。示談金の50万支払ってまだ100万円ある」と言ったことから、竹山も消費者金融に直行。焼肉屋に行き、タクシーに乗り…という生活を続け、あっという間に首が回らなくなる。

 「借金がなくなるなら、犯罪を犯してもいいのではないかという、最低な考えにもなった」といい、事務所ライブの日に自宅に借金取りがやってきたことから自宅から出られず。窓から脱出し、事務所ライブに出演するも、「精神的に参っていて、今日で芸人やめようと初めて舞台でブチギレた」ところ、事務所関係者が「これや!売れるで!」と声をかけられ、「そこから全ての流れが変わった」という。

 同時期に恋人から別れを告げられ、親族にも借金がバレてしまい「一度すべてちゃんとしようって。キレ漫才も研究して、バイトもして」と心を入れ替え、今の土台を作った。

 竹山は「自分が起こした過ちを自分の力でやりきったのが良かった。何回も裁判所に通って、調停委員の方に本気で怒られ、本気で泣かれ、悪い事をしたと気付けた」といい、借金を返すことと同時に、精神も切り替えることが重要と訴えていた。

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