韓国の男性１３人組グループ・ＳＥＶＥＮＴＥＥＮのＨＯＳＨＩ（２９）とＷＯＯＺＩ（２８）によるユニット・ＨｘＷ（ホシウジ）が７日、神奈川・Ｋアリーナ横浜で、ユニット初のファンコンサート「ＷＡＲＮＩＮＧ」を行い、６日と２日間で４万人のＣＡＲＡＴ（ファンの呼称）を動員した。

　９６年組の親友コンビによる絆がステージに輝いた。約３時間のコンサートは「Ｂｒｉｎｇ　Ｉｔ」で幕開け。曲間で二人が肩を組むと、２万人の「キャー！」という歓声が響いた。アリーナを練り歩き、ファンを間近に歌う場面も。推しを前にしたＣＡＲＡＴは、恥ずかしそうに顔を隠した。

　ＨＯＳＨＩは「久しぶり！本当に会いたかった」と感激。同日の会場周辺は最高気温３５度で、「本当に暑いけど（会場の）雰囲気もアツい。何がどうであれ、ＣＡＲＡＴの愛には勝てない。暑くても寒くてもＣＡＲＡＴの愛の力はすごい」と笑顔。ＷＯＯＺＩも「同じ考えです」と頷いた。

　７月１１日のソウル公演からスタートし、８月２４日の光州公演で最終日を迎えるファンコンサートは、９月に入隊する二人にとって、入隊前最後のライブと見られる。未発表曲「Ｃｏｐｙ＆Ｐａｓｔｅ」やＳＥＶＥＮＴＥＥＮメドレーを含む全１２曲で、最善のパフォーマンスを披露し尽くした。

　１５年のデビューから１０年を総括してＨＯＳＨＩは「皆さんの愛のおかげで、今まで生きてこられた。その愛の力で生き続けると思う」と感謝を伝え、９月に控える兵役へ「行ってきます！これからもＣＡＲＡＴの最高で最後のアイドルになります！」と宣言。ＣＡＲＡＴとしばらく離れ離れになるが、ＷＯＯＺＩは「ご心配なく。すぐ戻ってきます！元気に行ってきます！」と白い歯を見せた。