森田望智 超絶肉体 過酷トレで7キロ増量!主演・北川景子の“相棒”で格闘家役「自分とはかけ離れた役」
俳優の森田望智(みさと=28)が、北川景子(38)主演の映画「ナイトフラワー」(11月28日公開)に出演し、北川が演じるドラッグの売人となった母親の“相棒”役を務めることが5日、分かった。北川演じる主人公のボディーガードを務める格闘家役とあり、猛トレーニングで体重7キロ増というパワーアップに成功。究極の肉体改造を経て、新境地に挑む。
昨年度前期放送のNHK連続テレビ小説「虎に翼」や、Netflixの「全裸監督」シリーズなど、話題作に出演してきた森田が「今までにないくらい自分とはかけ離れた役」に挑む。
北川が演じる主人公・永島夏希が2人の子どもの夢をかなえるため、昼は母親、夜はドラッグの売人となり、危険な世界へと足を踏み入れていく衝撃のヒューマン・サスペンス。森田が演じるのは心に深い孤独を抱える格闘家・芳井多摩恵で、売人となった夏希のボディーガードとして行動を共にし、危ういながらもシスターフッド(女同士の友情)を深めていく。
内田英治監督が「初稽古で“猫パンチ”を見たときめまいがしました」と話すほど、格闘技経験ゼロだった森田。自身も「格闘技という戦いの世界にどっぷりと浸かり、闘志に染まることができるのか不安だった」としつつ、約半年間にわたる過酷なトレーニングを敢行し、7キロの増量を経て、格闘家としての肉体を作り上げた。試合シーンではプロも絶賛する迫力の演技を見せている。
今作が初共演となった北川も、森田の演技に取り組む姿勢を絶賛。「正反対な役にもがきながらも体当たりで向き合う姿をそばで見ていたからこそ、私も夏希役をやり抜くことができたと思います」と語り、「私も森田さんでなければ、できませんでした」と、厚い信頼を口にした。
自身の役について「心が渇いていて、口が悪くやさぐれている。『勝ちたい』と同時に『絶対に負けたくない』という強い気持ちを誰よりも握りしめている」と評した森田。「私には不向きで困難な道だとわかっているからこそ、挑戦してみたくなりましたし、まだ見ぬ自分に出会ってみたくなりました」と、こだわりを語り、作品の完成を心待ちにした。
◇森田望智(もりた・みさと) 1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。2011年にCM出演で芸能界デビュー。19年8月配信開始のNetflixドラマ「全裸監督」でヒロイン役を演じて話題に。昨年上半期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」ではヒロインの親友・米谷花江役。映画「シティーハンター」でヒロイン・槇村香を演じた。身長163センチ。特技はフィギュアスケート、クラシックバレエ。
