タレントの武田鉄矢が５日、フジテレビ系「サン！シャイン」で、自身にかかってきた詐欺電話の内容を明かした。

　この日は夏休みに増加傾向にあるさまざまな詐欺について特集。その中で武田は「一度、オレオレ詐欺で、家に居たときに娘に電話があって『お父さんが山手線で痴漢をしました。どうしましょう』と。娘が『父が横にいますから代わりますね』って」と言って事なきを得たというが、「それとついこの間ね…」と別の詐欺電話についても切り出した。

　武田は「ついこの間話し込んでしまったのは、その方（電話してきた相手）が一生懸命仰るのが、（武田が）彼女に２度抗議の電話を入れたんですって。まだ抗議したいことがあれば、この後どうしましょうか？って」と武田から抗議を受けたと主張する女性からの電話があったという。

　ただもちろん「抗議なんてやった覚えはない」ことから困惑。何が目的なのかはわからず「こっちも話し込むのが好きなのでつい『ご丁寧に』とか話してしまった」といい、渡辺和洋アナから「すぐに切らないとダメですよ」と注意されていた。

　さらに武田は一度だけ訪問詐欺に引っかかった過去も告白。「威勢のいい大将が家に来て『笑われてるよ！笑われてるよ！』って。樹木がぼうぼうで、ご近所の人が笑って通ってるって。それで頼んじゃった。詐欺だった」といい、２２万円も支払ってしまった苦い思い出も明かしていた。