政治評論家の田崎史郎氏が２２日、ＴＢＳ系「ひるおび！」で、国民民主党の玉木雄一郎代表へ強烈皮肉を繰り出し、玉木代表を失笑させた。

　田崎氏は参政党の神谷宗幣代表と玉木代表の共通点として「明るいこと」と指摘。「石破さんにしても野田さんにしても斉藤さんにしても、ものすごく真面目で若干、暗い。なので明るい方に惹かれるのではないか」と分析し「玉木さんを見ていると、明るくてクヨクヨしなくていいんですけど、逆に鈍感なのかなって…」とブチ込み、玉木代表は「いやいや、あの～敏感です」と苦笑した。

　この田崎氏の発言を皮切りに、番組では玉木代表絡みのスキャンダル、失言を紹介。昨年は不倫疑惑が報じられ、コメ問題では「家畜のエサ」発言が問題視された。また、山尾志桜里氏の公認取り消し問題などもあったと紹介。

　恵俊彰は「玉木さんのつまずきが無ければもっと議席が取れたんじゃないかとか、つまずきがありながら前に進めたのか、どっち？」などと聞かれ玉木代表は「謙虚にと、妻からも言われてますので」と控えめに言うと「確かに全国比例の候補者擁立で、さまざまなご批判をいただきました。そういう意味では候補者選定のガバナンスルールを強化していかなければいけない。新たなガバナンスコードの設定を指示して作っておりますので、より信頼される政党にアップデートしていきたい」と答えた。

　恵は「いろんな事があったけど、明るく振る舞われている」と言うと、田崎氏は「自分に対する自信、政党に対する自信があるからやってこれるんではないかと分析している」とコメント。これに玉木代表は「反省すべきは反省して、仲間が支えてくれている。うちの支援者も厳しいので間違えればバシバシ怒られるので、いろんな意見を素直に聞きながらやっていくことが大切。みんなで進化していければ」と答え、田崎氏は「１００点満点の答えですよ」と笑っていた。