稲垣吾郎 ハリー・ポッター役「2カ月間で魔法を覚え」て初登場 トリプルキャストで大役舞台

 魔法の杖を手にする(左から)大貫勇輔、稲垣吾郎、平岡祐太、市村正親(撮影・持木克友)
 ハリー・ポッターを演じる(左の)稲垣吾郎(撮影:渡部孝弘)
 ハリー・ポッターを演じる稲垣吾郎(撮影:渡部孝弘)
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 俳優の稲垣吾郎(51)が17日、都内のTBS赤坂ACTシアターでロングラン中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に新たなハリー・ポッター役として初登場した。

 16日に報道陣の取材に応じた稲垣は、「魔法使いを演じるのは初めて。2カ月間で魔法を覚えたんですけど、それが大変だった」と笑わせた。さらに「何度見ても魔法がすごい。あとは親子や仲間の愛に深く感動させられるすてきな作品です」と熱く語った。

 ハリー役はこれまで藤原竜也、石丸幹二、向井理と名だたる俳優が演じており、稲垣は8人目。現在はトリプルキャストで、平岡祐太(40)、大貫勇輔(36)とともに大役を演じる。

 歴代ハリーたちによる、まさかの事件があったという。稲垣は「ゲネプロで最前列に(歴代)ハリーが5人ぐらいいたんです」と衝撃の光景を明かし、「それなのに間違えて、本当にいたたまれない気持ちになった」と苦笑い。ただ、「同じハリーを演じる人間が何人もいてすごく不思議な体験で幸せ」とも話した。

 2022年7月8日に開幕して以来ロングランとなっている本作は、父親になった37歳のポッターと息子アルバスの関係を軸に描かれる。この夏の新キャストにはハリー役の稲垣と平岡、アルバス・ダンブルドアなどを演じる市村正親(76)が入っている。

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