韓国24人組ガールズグループ 中国国籍メンバーが政治的発言で物議「間違ったこと言ってない」と反発
韓国の多国籍女性グループ・tripleS(トリプルエス)のメンバーで、中国国籍のシンウィー(23)がコミュニケーションアプリ内で発したメッセージが物議をかもしていると13日、韓国メディアのインサイトなどが報じた。
tripleSは、韓国アイドルで歴代最多人数となる24人が所属。韓国、日本、中国、台湾、ベトナム、タイなどのルーツを持つメンバーで構成されている。
記事によるとシンウィーが12日、ファンコミュニティープラットフォーム・frommに残したメッセージがスクショされ、オンライン上で拡散されているという。
そこには「マカオは元々、中国なのに」「香港、台湾も全部(中国の土地)」と書かれていたとし、ファンがこの発言に心配の声を寄せると「なぜ怒られるの? 私は間違ったことは言っていない」「同意しない人は、私のfrommを利用しないで」と反発したことを伝えた。
デリケートな政治的メッセージを、アイドルが公に示したことで、一部のファンは「国際情勢を理解せず、プライベートな空間で一方的な主張を掲げた」と批判しているという。またシンウィーの発言が、ファン内の分裂やグローバル活動全般に、悪影響を及ぼす可能性も指摘されていると伝えた。
