田中圭 ファンの前で深々一礼 三谷幸喜氏の突拍子もないイジリに「変な汗出た」
俳優・田中圭が11日、都内で行われた、主演を務める「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」の公開記念舞台あいさつに出席した。
観客から盛大な拍手で出迎えられた田中は茶髪にスーツ姿で、ステージに上がる前に一礼してから登場。ステージ上でも深々と頭を下げて、「貴重なお時間、本日は足をお運びいただきありがとうございます」とあいさつした。
今作は三谷氏オリジナル脚本で、監督も務める、一度もカメラを止めない「完全ワンシーンワンカットドラマ」の第3弾作品の劇場版。約100分間、一度もカメラが止まらないという極限の緊張感がある中で撮影を行い田中は「僕はずっとずっと動いてるから、比較的集中は切れずにやれてた」としながら「あとは本当にあれですかね、汗が噴き出てるのが若干気になった」と苦笑いで振り返り。作中ではその「汗」に触れているようで、小池栄子は「触れない訳にはいかない。異常な量」と笑って説明した。
これに三谷氏は「本当は今日も汗がね、お客さんに届くように、ちょっと仕掛けをしようと思った」と大胆発言。「ちょっとお金がかかるんでダメだった」と続けると、突拍子もないイジリに田中は「変な汗出てきましたわ今ので」と再度、苦笑していた。
物語は海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が、時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディ。ドラマ版とは異なる、映画館限定の「もう一つのエンディング」が収録されている。
また田中は4月24日発売の週刊文春で俳優の永野芽郁との不倫疑惑が報じられた件については言及することはなかった。
