宙組スター・水美舞斗主演『RED STONE』大阪公演が開幕 輝く笑顔で地元の観客を魅了
宝塚歌劇団宙組スター・水美舞斗(みなみ・まいと)主演『RED STONE ~悠遠なる叫び~』の大阪公演が10日、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。
舞台は1920年、第一次世界大戦後の深刻な経済状況下に置かれていたイギリス。水美は、疲れ果てた人々の心を和ませ、笑いや楽しさを提供しようと奮闘するヴォードヴィリアンのアレックス・カニンガムを演じる。
専科から宙組への異動後、初公演で主演を務めた水美。謎のイタリア人青年・ジーノ(鷹翔千空=たかと・ちあき)との出会い、物語のカギを握る“赤い石”を巡る縁、そして一家三代に渡る壮大なストーリーを、一人二役で描いた。
初日前日の通し舞台稽古で「みんなで一丸となって頑張って参ります!」と語っていた水美は、卓越したダンスはもちろん、抜群の芝居力と歌で陽気な人気者であるアレックスを生き生きと熱演。鷹翔とのコンビも息ピッタリで、地元大阪の観客に笑顔を届けた。
上演は15日まで。
