小堺一機（６９）が９日放送のＡＢＣテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。「ライオンのいただきます」「－ごきげんよう」で３１年にわたって昼番組の司会を務めた裏話などを語った。

　番組で怒ったことはあるか？とのテーマでは、「ありますよ。あるＡＤさんを罵倒して、頭叩いてしまったことがあります」と告白し、「ええーっ！？」と驚きの声が上がった。

　「リハも何もしていないコントをゲストにやらせようとしたんですよ。セット組んでお客も入ってる」と説明。小堺によると、「なにやるんですか？」と戸惑っている女性アイドルに、ＡＤが「出て！いいから出て！」と押したのを見て、小堺が「ちょっと待って！」と制止。お客さんにも「すみません」と告げた後に、「何だよこれ！って。この野郎！って言っちゃったの」と、手が出てしまったことを明かした。

　小堺は「初めて楽屋にこもっちゃった。その時思った。楽屋にみんなこもるのは、他に行き場所がないからだな」と語った。

　次の日が金曜日で、「笑っていいとも！」からの流れで明石家さんまが出演する日で、さんまの楽屋に挨拶に行くと「おおっ！暴力タレント来たで、おい！」とすでにウワサを聞きつけ、突っ込まれたと明かした。小堺は「あの人、スパイいっぱいいますよ」と笑わせた。