杉村太蔵氏「料亭行きたい」失言で「夕方のニュースで安藤優子さん、ブチギレでした」と反省しきり
元衆議院議員の杉村太蔵氏が10日、フジテレビ系「サン!シャイン」で、自身の過去の“料亭失言”について弁明した。
この日は自民党の鶴保庸介議員が「運のいいことに能登で地震」発言を取り上げた。鶴保議員は自民党から厳重注意処分を受け、前日には「陳謝して撤回」と謝罪している。
これに「失言っていろんな失言ありますけど、ぼくもしましたが…」と杉村氏が自分の事を振りかえった。
杉村氏は自民党の公募に応募し、05年衆院選で初当選。直後の取材で「料亭に行きたい!」「BMWを買いたい!」などと発言し、大バッシングを浴びた経験がある。
杉村氏は「(失言が)一番多いのは、MAXテンション上がった時に、結構失言がでちゃう」といい「だから、ぼくはまさか当選すると思ってない。ところがまさかの当選したときに、本当に我が人生、最も振り切れたんですね。その時に、ついポロッと…」と、当選にテンションが上がりすぎて思わぬ発言をしてしまったという。
谷原章介は「一番テンションが高い時と、盛り上げようと思っても盛り上がらず、滑りまくっている時と、どっちが失言が多い?」と質問。杉村氏は「どっちかというと、盛り上げようと思って言う失言の方が致命的な事が多い」と語った。
そして「僕の『料亭行ってみたい』って、今更視聴者の方には申し訳ないが、なんっっの悪気もなかったんです」といい「当時26歳の私にとって、政治家って料亭のイメージがあって、行ってみたいなって」と釈明した。
谷原は「でも、見ているこっちは、国の税金で行くのかよって」と感じていたというと、杉村氏は「その日の夕方のスーパーニュースで、安藤優子さん、ブチギレですからね」と当時の世間の反応を振りかえり「大変、申し訳ございませんでした」と頭を下げていた。
