俳優・磯村勇斗（３２）が９日、都内で行われた、主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」（１４日スタート。月曜、後１０・００）の制作発表会見に堀田真由らと出席した。

　少子化による共学化で揺れる私立高校に、スクールロイヤーとして派遣されることになった弁護士を演じた磯村は、ともに登壇した、近藤華、月島琉衣、越山敬達ら平均年齢１８・７歳の１１人の生徒役キャストを見渡し「学生さん達がそろうと、あまりにもフレッシュすぎてその圧に負けそうになる時がある。年重ねたなって瞬間が何回もある」と苦笑い。「見たら分かるけどキラキラしてる。俺、今あるのかなって自問自答する時がすごいある」と自虐交じりに続けると、一同から「あります。あります」とすかさずフォローが。磯村は思わず「うそでしょ！？」と半信半疑で反応した。

　またタイトルにちなみ「スターな共演者の裏話」という話題では、作中泣くシーンがあるという越山が「今まで俳優をやっていて泣けたことがなくて本番でも思い詰めてた」という中、磯村の助言で「ぽろぽろ涙が出た」と言い、のせりんもあるシーンで「本番、何テイクか重ねてしまってて、落ち込んでいた」際に、磯村から「背中をぽんぽんされて。生徒一人一人のケアまでちゃんとしてくださって」と語るなど、磯村をベタ褒めするエピソードが続出。当の本人は「覚えてないっすね。そんなことあったのかなー。大事なシーンですし、見せ場なので何かできればと思っていたのかなー」などと、とぼけ顔で照れ隠ししていた。