誰か教えて!奇怪 東洋大詐称疑惑が超難問(1)「4年生の3月31日に除籍」(2)「偽物に見えない卒業証書」(3)「卒業式出てない」→東洋大は取材に誤って卒業証書「ございません」

 静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)の学歴詐称疑惑で、田久保市長が卒業したと思い込んでいた(実際は除籍)と主張している東洋大学が8日、デイリースポーツの取材に、田久保市長の除籍理由については「個人情報」として回答を控えたが、過去に卒業要件を満たさず中退および除籍となった学生に対し、誤って卒業証書を授与したことはあるかについては「そのようなことはございません」と否定した。

 田久保市長は「東洋大学法学部卒業」の経歴に疑義が生じて以降、不可解な言動を繰り返した後に、「除籍」であったと公表。一方で、卒業を示す意図で先立って市議会の正副議長にチラ見せしたとされる「卒業証書」らしき書類が存在している。7日夜の会見で、その書類を提示するよう求められたが、刑事告発されていることなどを盾に、静岡地検に提出するとして応じなかった。

 7日の会見で田久保市長は東洋大から在学期間証明書を取り寄せ、それによると除籍日は「1992年3月31日」だと説明した。

 同席した弁護士は「除籍になった理由がよく分からない」と述べ、東洋大が出した在籍期間証明書を確認したところ「4年間通っていて、4年生の卒業する年の3月31日に除籍になっている」と明らかにした。

 一方で「目の前に卒業証書と、4年間の在籍証明書がある事実は間違いない。私が保管している」「私の目から見て今のところアレ(卒業証書)が偽物だとは思ってないです」と述べた。

 田久保市長は2日の会見では、大学にはいつまで通学したのかとの質問に「後半は特に自由奔放な生活。いつまでとお答えできるような通学状態ではなかった。卒業式には出ていない。携帯電話もなく、私がバイクに乗って色んな所に行って住所不定のような状態になっていた。いつまで通っていたのか、お恥ずかしい話ですが、後半は不真面目な学生でした」と語った。

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