松本幸四郎 三代共演 虚実ない混ぜの感動的シーンも 昼の部には市川團十郎も出演
歌舞伎俳優の松本幸四郎(52)が主人公の鬼平こと長谷川平蔵役を演じる「鬼平犯科帳 血闘」が、5日に開幕した東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(26日まで)の夜の部で上演された。
鬼平が幸四郎の長男・市川染五郎(20)ふんする鬼平の青年時代・銕三郎と子供の教育をめぐって言い争い、幸四郎の父・松本白鵬(82)ふんする先代・長谷川宣雄が「立派になったな。もっと立派になれよ」と呼びかけるという、三代が共演した虚実ない交ぜの感動的なシーンもあった。
昼の部では市川團十郎(47)が「船弁慶」と「紅葉狩」に出演し、「紅葉狩」で長女の市川ぼたん(13)、長男の市川新之助(12)と共演。團十郎とぼたんは「鬼平」にも出演し、ぼたんは人気キャラクター・おまさの少女時代を好演した。
