ノッポさん最終回での声解禁の舞台裏、後任ワクワクさんが明かす かまいたち「みんな衝撃受けた」
NHK Eテレ「つくってあそぼ」「つくってワクワク」のワクワクさんこと久保田雅人が2日、ABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。NHK教育テレビ(現・Eテレ)の「できるかな」で親しまれた「ノッポさん」こと高見のっぽさん(※22年9月に死去)との思い出を語った。
チューリップハットにサスペンダー、パンタロン姿で軽やかなステップを踏み、一言もしゃべらず、鮮やかに工作をし、相棒のキャラクター「ゴン太くん」ともども親しまれたノッポさん。1990年3月の最終回では「あーあ、しゃべっちゃった。今日はね、特別なんです」と声を出してあいさつしたことが話題となったが、久保田は「最後にノッポさんがご挨拶したい、ということで、初めてココ(胸)にマイクをつけて。『僕の跡(あと)を継いでくれるワクワクさんとゴロリくんです』ってごあいさつあって、2人(ワクワクさんとゴロリくん)が登場した」と振り返った。
かまいたち・濱家は「鮮明に覚えてる。ハットとってしゃべっちゃったよー、みたいな」、山内も「しゃべれんのか~い!ってみんな衝撃受けた」と話した。
あとを引きついで子供番組を担当した久保田は「大変でした。先輩が偉大すぎて。投書とかで、『新しいヤツはもうしゃべっちゃって面白くない』とか(届いて)」と後任の重圧を明かした。
久保田はもともとアニメ声優出身。ものを作ることは「劇団で大道具や小道具もやっていたので」慣れていたという。「できるかな」が終わる前に、NHKがノッポさんより「若い男性」「(次の人には)しゃべらせたい」という条件で後任を探していたことも明かした。
