落合陽一氏 万博会場で究極こだわり朝食披露 出張先では「土地のものを食べる」
動画メディア「通勤タイムス」で絶賛配信中の、各界の最前線を走るプロフェッショナルたちの、大切な朝のエナジーチャージに迫る動画「伝説の朝ごはん」。過去にはジャーナリスト・田原総一朗やモデル・タレントのカイヤらが出演。自ら食事を準備し淡々と食べ進める姿が反響を呼び、シリーズ累計でYouTube、Instagram、TikTokなどで1億2千万回以上再生されている。
6月23日公開の動画には、筑波大学准教授のメディアアーティスト・落合陽一氏が、今年2月に続いて2回目の登場。開催中の大阪・関西万博でパビリオンパビリオン「null²(ヌルヌル)」を出展中で、今回は出張先でもこだわり抜いた独特の朝食を公開している。
万博出張でも、変わらずひょうひょうとしたテンションの落合氏。まずはおもむろに、棚に置いてあるグミの中から桃味をチョイス。続いてインスタントコーヒーを取り出したと思いきや、続けて大きな生しいたけを2つ手に取り、トースターで焼き始めた。
コーヒーを片手に焼き上がりを待ちつつ、あおさの味噌汁も用意。焼けたしいたけに醤油を垂らして、朝食がスタート。食べながらも、AIに指示をするなど、作業の手が止まることはない。3個目のしいたけに、茄子の味噌汁も追加。一気に平らげると、VRゴーグルをかけて本格的に作業をスタートした。ゴーグルの中を見せてもらうと、雪景色の背景にモニターが映りその中での作業。このおかげで、出張の際に現物のモニターを持ち運ばなくて済むようになったといい、最先端の働き方をしていた。
多忙を極める落合氏らしく、「朝ごはんぐらい、選択したくならないですか?例えば、粒グミだったら桃を取るか、ブドウを取るかって。本来どちらでもいいんですけど、そのくらい何かを決定した気分になりたいっていうのがありますね」と説明。「何らかの噛めるものと、噛めないものと、汁との組み合わせが多い」と朝食へのこだわりを明かしつつ、この日のメニューについては「今日は結構、強力なしいたけ。グミも含めて歯ごたえがある。そういうものと汁との組み合わせがいい」と語った。
さらに、朝食に対するスタンスを「水分摂取と体温上昇です」とキッパリ。「朝、自分の体温を上げたい。体は温かい方が良いので、朝飯はだいたい温かいものを食べます。体がポカポカしてくるぐらいの…。だいたい、唐辛子を入れて食ってるかな。朝風呂に入る人と同じ感じで朝飯を食っています。あと、90度ぐらいのお湯で作った溶液を2杯ぐらい。お湯は180グラムぐらいがいいんです」と、味噌汁を溶液と独特の表現をしつつ、細かいメカニズムにもこだわりが現れていた。
そして、出張中の朝食については「土地のものを食べる」と説明。「今日は万博会場にいるんですけど、パビリオンの中にキノコを展示してるんですよ。しいたけの原木があって、原木を取る際に落っこっちゃったしいたけがあったんでそれを食べました」と明かし、「しいたけって、朝食べるのが圧倒的にうまいので、トーストじゃなくて、みんな朝しいたけ焼いて食べたら良いのにって思いましたね」とほほ笑んだ。
null²は開幕後もコンテンツを進化させており、毎日多数の来場者が訪れる人気パビリオンとなっている。個人や企業から様々な協力があり、今回の椎茸の原木も生産者から提供されたとのことで、null²では現在も協賛企業を募集しているという。
