歌手の天童よしみ（７０）が２４日、埼玉・越谷市内でコンサートを行い、客席のファンから、昨年１２月３０日に死去した八代亜紀さんの歌をリクエストされるハプニングがあった。

　「ちょっと震え上がりましたね。どうしようと。もちろん、八代亜紀さんの歌は名曲なので。まさかのお客様の『舟唄、聞きたい』って『なんですかって』、言っちゃいました」と苦笑い。「もちろん私も少しですけど、聞いていただこうと」と言い、期待に応えてワンフレーズを口ずさみ「思わず、口にポポンと出す生のライブ感、最高ですね」と思わぬハプニングを喜んだ。

　コンサートでは今年１月リリースの「昭和ごころ」が「ＪＯＹＳＯＵＮＤ」「ＤＡＭ」２社の上半期カラオケランキング１位獲得と、昨年２月発売の「昭和かたぎ」の「ＭＵＪＩＣ　ＡＷＡＲＤＳ　ＪＡＰＡＮ」でのカラオケ・オブ・ザ・イヤーの受賞が発表され、１４００人のファンに報告。「こんなに賞を頂けるということは、初めてのことですし、精進してまた、来年も頑張っていけるなと乗り越える力を与えてくださった」と涙して喜んでいた。