堤真一「僕には2人の娘がいる」普段は見せない自らの作品「見せようと思う」涙流す観客も

 俳優の堤真一が23日、都内で行われた映画「木の上の軍隊」東京完成披露上映会に山田裕貴と平一紘監督と登壇した。

 沖縄県では「慰霊の日」と定められているこの日に東京で上映会が行われた。堤は「(沖縄での戦争の)知識が全くなかったことは申し訳気持ちだった」と振り返りつつ「今でも思っているけど、本当にやってよかったし、やるべきだった」と同作への思いを語った。

 同作は1945年、沖縄県伊江島で激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年もの間生き延びたという衝撃の実話から着想を得た作家・井上ひさし氏が原案を遺し、こまつ座にて上演された舞台「木の上の軍隊」が映画化された。

 上映後の舞台あいさつで会場には涙を流す観客の姿もあった。堤は「僕には2人の娘がいるけど、小学生で(普段は)僕は自分の作品はあまり見せないけど、2人にはこれを見せようと思う」と明かし、「生き残ることの大切さを伝えられると思う。子どもたちにみていただきたい」と呼びかけた。

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