NMB48最古参メンバー・川上千尋 年内での卒業発表「ちっひーとしての夢は皆さんと全て叶えられた」
NMB48の川上千尋(26)が12日、大阪市のNMB48劇場で行われたTeamN「N ship」公演で年内の活動を持ってグループから卒業することを発表した。
アンコール後、最後のあいさつを止めた川上が「私、川上千尋はNMB48を卒業します」と絞り出すと、客席からは言葉にならない戸惑いの声が上がった。
卒業理由について「夢が尽きなかったからここにいたかった。でもNMB48のちっひーとしての夢は皆さんと全て叶えられた、と思います」と、涙ながらに説明。「人生の半分をアイドルに注いできて、ようやくやり切ったと胸を張って言えると思ったので、ここでアイドル人生、ゲームセットします」と、大好きな野球に例えつつ、精いっぱいの笑顔を見せた。卒業後に関しては「女優を中心にマルチな活動をしていきたい」と語った。
川上は12年に4期生オーディションに合格。「ちっひー」の愛称で親しまれ、19年にチームNのキャプテンに就任。22年には「好きだ虫」で初センターを務めた。13年目を迎えた現在は“最後の4期生”、最古参メンバーとしてグループを支え、またグループきっての虎党としても知られる。
