韓国ドラマ「私の心が聞こえる？」「キム課長とソ理事　～Ｂｒａｖｏ！　Ｙｏｕｒ　Ｌｉｆｅ～」「ストーブリーグ」「恋人」など、数多くの名作を生み出してきた実力派俳優のナムグン・ミン（４７）が、かつて韓国で絶大なる人気を集めた女優の故チェ・ジンシルさん（２００８年死去・当時３９歳）へ、感謝の思いを口にした。

　ナムグン・ミンは８日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「妖精ジェヒョン」にゲスト出演。さまざまな話題で盛り上がる中、新人時代について振り返った。「新人当時は、今のようにインターネットがないので、プロフィール写真を撮ってエージェンシーに送ったり、エキストラのオーディションを受けたりした。そんな時、チェ・ジンシル先輩が出演する、あるＣＭに受かった」と明かした。

　そして「ＣＭ撮影後に、チェ・ジンシル先輩がマネジャーの方を紹介してくださった。その助けがあったからこそ、今日まで俳優を続けることができている」とエピソードを披露し、ＭＣのチョン・ジェヒョンを驚かせた。

　ナムグン・ミンは「先輩は、トップスターにもかかわらず、困った人々を助けようとする人間的な美しさを持っていた。もちろん私も、自身の力不足を自覚していたが、（先輩に出会う前に）会った人たちは、みんな冷たかった。だけど、先輩だけはあたたかかった」「だから私も、初心を忘れずに活動しようと心がけている」と覚悟を伝えた。