ミュージシャンのＧＡＣＫＴが３日、Ｘを更新。農水省で行われた古古米などの試食会に、ネットで「ＧＡＣＫＴを呼べ」などの声が上がったことに反応した。ＧＡＣＫＴは、正月の名物番組「格付けチェック」で８１連勝を誇る、本物を見抜く名手でもある。

　ＧＡＣＫＴは「『ＧＡＣＫＴを呼べ』と言われるのは光栄な話だが、流石に国民を代表するのは荷が重すぎる」と切り出し、「ただ、ボクのあくまで個人的なコメに対する考えを伝えたい」と長文を投稿した。

　２６歳でソロとなったタイミングで「一番好きなものを辞めようと決めた」といい、それがコメ。いまでも一番好きな食べ物は？と聞かれれば「古古米を炊いた後に冷やして食べるご飯」だと答えるとした。

　古いコメ＝劣化というイメージで「不味いと決めつけている人も中にはいる。が、ボクはそうは思わない」とし、保管などがきちんとしていれば「本当に美味しい古古米は新米では得られない甘みと食感がある」という。

　もちろんすべて古古米が当てはまるわけではなく、「コメ自体のポテンシャル」「保存状況」が大事だとし、「ほかにもいくつかの条件はあるが、これをクリアーした古米、古古米は腰を抜かすほど美味しい」という。

　今回の“コメ騒動”で「これを機にコメを食べる人はどうやったら更に美味しくなるかを追求してみてはどうだろうか？」と呼びかけ「ボクの人生でコメを食べることはもうない。ボクの代わりにコメを心から楽しんで貰いたい」と結んだ。