長嶋茂雄さん 脳梗塞後「話す練習になる、と何度も食事に誘っていただいた」元NHK女子アナが追悼 「諦めたら終わり」過酷リハビリに励んだ姿
元NHKの青山祐子アナウンサーが3日、インスタグラムを更新。同日、亡くなった長嶋茂雄さんとの思い出をつづり、追悼した。
「太陽のように明るく優しい笑顔の長嶋さん。数々の夢と感動をありがとうございました。巨人監督時代から大変お世話になりました」と追悼し、「脳梗塞後は、話す練習になるからと何度も食事に誘っていただきました」と明かした。
そして「長嶋さんは『リハビリはスポーツのトレーニングよりきつい、だけど諦めたら終わり。』と語り、同じ施設でリハビリする方々に『頑張ってますね。今日も一緒に頑張りましょう』と励まし、大きな声で掛け声をかけながら重たくなった身体を動かしていました」と脳梗塞発症後のつらいリハビリの中でも、周囲を励まし、自らを鼓舞していたことを伝えた。
また「脳梗塞後も『もう一度走りたいね』と少し照れた表情で夢を語っていました。長嶋さんが階段を自力で上がれるように回復された時には感動で胸が熱くなったのを思い出します」とも。
青山アナは「もうお会いできないと思うと、寂しくてたまりません。ご家族の皆様、そばで支えてこられた皆様、心から哀悼の意を表します。長嶋監督、天国では元気に走って大好きな野球、そしてゴルフを楽しんでください!」とつづった。
青山アナはNHK「サンデースポーツ」のキャスターを務め、11年に一般男性と結婚。12年の第1子出産以降、第4子まで産休・育休を取得し、19年3月に退局。フリーに転身した。
