長嶋茂雄氏、死去 テレビ各局で速報テロップ NHKは臨時ニュースも
プロ野球巨人の終身名誉監督である長嶋茂雄氏が3日、肺炎のため都内の病院で死去した。89歳。テレビ局各局では速報が流れた。
NHKでは「あさイチ」放送中の午前8時53分にテロップが流れ、55分から臨時ニュースが流された。プロ野球の大ファンである博多華丸が出演中だったが、表情は変えず。臨時ニュース後は、鈴木奈穂子アナが神妙な面持ちで、番組の司会を務めた。
日本テレビ系「ZIP!」でも午前8時53分に水卜麻美アナがニュースを読み上げた。「ミスターとして日本中から愛された長嶋茂雄監督の訃報です」と言い、火曜レギュラーの山下健二郎も「悲しいニュース。野球界にたくさんの影響を与えた方なので」と沈痛だ。
続く「DayDay.」でも冒頭から長嶋氏の訃報を取り上げた。ヒロミが「憧れで、みんなサードをやりたがった。3番をみんなで取り合った。日本の野球が長嶋さんと子どもの頃、ジャイアンツの帽子かぶってやっていたので本当に残念、びっくりしました」と述べていた。
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では午前8時51分に訃報を伝えた。玉川徹氏は「お元気なんだと思ってましたからね」とショックの表情。「一度だけお見かけしたことがあって、アークヒルズの地下で収録でいらっしゃってて、初めて現実の長嶋さんを見たが、背が高くてかっこいいというのが印象だった」と述べた。
フジテレビ系「サン!シャイン」では午前8時54分に速報テロップ。宮澤智アナウンサーがニュースを読み上げた。備蓄米のニュースを放送後、午前9時04分に改めて訃報を詳しく取り上げ、武田鉄矢が「昭和が遠ざかりますなあ」としみじみ。プロ野球ファンの谷原章介は「野球ファン、一つのチームの垣根を跳び越えて、野球が好きな人はみんな長嶋さんが好きだと思いますし、今みたいなプロ野球が人気コンテンツになる礎を作った方」とコメントしていた。
